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商品コード 20100692
在庫数
ラズベリー
カシス
ブラックチェリー
土
すぐに楽しめるポイヤックの味わい
公開媒体 236, The Wine Advocate
著者 Lisa Perrotti-Brown
評価時期 2018年4月
スコア (89 - 91)
飲み頃 NA
シャトー ピション ロングヴィル バロン
遡ること17世紀、ピション ロングヴィル バロンとピション ロングヴィル コンテス ド ラランドは一つのシャトーでした。これらは、ピション家とロングヴィル家の婚姻の際に祝いとして与えられた葡萄畑で、現在の各シャトーのルーツとなります。1850年のバロン・ジョセフ・ド・ロングヴィル氏の死去を期に、現バロンとコンテス・ド・ラランドの土地は相続の過程で2分割されます。ラランドは修道女となった3姉妹に相続された為、実際の管理はバロンを相続した長男ラウール氏がおこなっており、1855年の格付では両シャトー共に第2級の地位を得ています。
アクサ社によるスランプ脱出劇
1933年、シャトーは売却されピション・ロングヴィル家の元を離れてブーティラー家の所有となります。ブーティラー家はシャトー・ラネッサンのオーナーでもありましたが、彼らが所有していた期間の1950年~1970年代は、評論家ロバートパーカー氏も言う通りスランプと言われる程に第2級の味わいから遠のいていたのでした。
転機は1987年の事、大手保険会社アクサ社がピション・ロングヴィル・バロンをを買収し、ワイン投資会社アクサ・ミレジームを創設して大改革に乗り出しました。支配人はシャトー・ランシュ・バージュのオーナー、ジャン・ミッシェル・カーズ氏です。アクサ社による莫大な投資により、畑面積拡大、設備刷新、栽培収穫方法の見直しが行われ、現在では最高級のワインを一貫して造り続けています。
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