ローヌ
ローヌ川流域は、気候の違いとブドウ品種の違いにより、北と南の地域に分けられます。北部はシラーの原産地として知られ、濃厚で厚みがあり、カシスやシナモンのアロマをもつ上質なワインが生まれます。南部はグルナッシュを主体としたブレンドで、甘いラズベリーの砂糖漬けのようなアロマをもつフルーティなものから、力づよくフルボディで果実がぎゅっと凝縮した熟成しがいのあるものまで、たいへん幅広いワインを生み出す地域です。