シャトー ムートン ロートシルト 1993

シャトー ムートン ロートシルト 1993

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商品コード 20101159

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flavor

カシス

バニラ

オーク

ミネラル

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポイヤック
生産者
シャトー ムートン ロートシルト
格付
第1級
ヴィンテージ
1993年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン80%/メルロー13%/カベルネ・フラン7%
ランク
ファーストラベル
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
フルボディ
輸入元
株式会社ジャパンインポートシステム

Introduction

話題を呼んだ「バルテュス」の2つのラベル

1993年のラベルはポーランド貴族の血を引くバルダザール・クロソフスキー・ド・ローラ伯爵、アーチスト名「バルテュス」の作品。夫人はムートン・ロートシルト1991年を描いた日本人画家「節子」夫人。肖像画、自然や都市の景観、建物内部を描いた風景画など、バルテュスの作品はイタリア初期ルネッサンスにも呼応する画風で、アメリカ輸出向けボトルにラベルの少女のモチーフが消えていることで当時非常に話題になったワインです。

潜在能力のあるヴィンテージ

1993年は、葡萄収穫期の降雨のため1991年や1992年に続き厳しいとされていたものの、良好なワインは1991年や1992年よりも深い色をしており、豊かな潜在能力のあるヴィンテージが生まれた年と言われています。ロバート・パーカー氏評によりムートン・ロートシルト1993年はポイヤックのベストワインに選別されています。

Tasting Notes

公開媒体 109, The Wine Advocate

著者 Robert M. Parker, Jr.

評価時期 1997年2月

スコア 90

飲み頃 2004 - 2015

After less than persuasive performances in two potentially great years, 1989 and 1990, Mouton-Rothschild appears to have settled down, producing fine efforts in recent vintages, culminating with the enormously promising, unquestionably profound 1995. The 1993 is a beautifully made wine which could be considered a sleeper of the vintage. The wine boasts a dark purple color, followed by a sweet, pain grillee, roasted nut, and cassis-scented bouquet that is just beginning to open. In the mouth, the wine may not possess the body and volume of a vintage such as 1990 or 1989, but there is more richness of fruit, a sweet, ripe, pureness to the wine, as well as medium body and outstanding balance. This moderately tannic, well-focused, surprisingly rich 1993 is capable of 15-20 years of evolution. Anticipated maturity: 2004-2015. Readers should note that this wine comes with two labels. The original label, with its delicate yet unprovocative portrait nude of a pre-teenager by Balthus, was banned as a result of protests from America's neo-puritans. What has resulted is considerable speculation in the original label, which is selling at $50 more than the blank creamy white-colored label that is "officially" sported by those bottles of Mouton-Rothschild imported to America. Although Mouton-Rothschild can be among the most inconsistent first-growths, when this estate gets everything right, the wine can be as compelling as any produced in Bordeaux.

公開媒体 90

著者 ボルドー第3版

評価時期 1997年1月

飲み頃 2004 - 2015

この見事につくられたワインは、このヴィンテージの掘出し物と考えていいだろう。暗い紫色を誇り、トーストとローストしたナッツやカシスの甘いブーケは、やっと開いてきたところだ。口に含むと、1990年や1989年のようなヴィンテージほどのボディとボリュームはないかもしれないが、果実味の豊かさと、甘く熟したワインの純粋さ、それにミディアムボディの傑出したバランスがある。この適度にタンニンのある、よく焦点の定まった、驚くほど豊かな1993年は、15年から20年も成長し続けそうだ。このワインには2種類のラベルがあるのでご注意を。元のラベルはバルテュスによる、繊細だが少しもいやらしくはない少女のヌードのポートレートだったのだが、アメリカではネオ・ピューリタンの反対によって使用されなかった。結果とした起こったのが、最初のラベルの思惑買い。アメリカに輸入されたムートン=ロートシルトの「公式」ラベル、何も描かれていない乳白色のラベルのものより何と50ドルも高い。飲み頃予想:2004年から2015年 最終試飲月:97年1月

Winery

シャトー ムートン ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトはピカソやモネなど、毎年著名な画家のエチケットで有名なボルドー5大シャトーのひとつです。2009年から2013年の夏まで、大規模なリノベーションが行われていたので、シャトー・ムートンではおよそ5年間の長期に亘り来客は一切お断りでした。


シャトー訪問記 リノベーションされたキュビエ

5年間訪問不可であったムートンは、新たなキュビエの完成を機に再び開かれます。ようやく訪問できた真新しい巨大なキュヴィエは、2014年にお亡くなりになられたオーナーのマダム・フィリピーヌさんの遺志が随所に伝わってくる造りでした。テアトルをテーマとしており、デザインと機能美を兼ね備えた、美術館のようです。(エチケットの原画が展示してある撮影禁止の美術館は建物内にあります。
新設された発酵用の木樽44其と、ストック用のステンレスタンク20基の、計64其が整然と鎮座しており、完成後の醸造能力は2倍に増えてます。 木樽にはムートンが特許を持つプレクシーグラスという強化ガラスのようなものが縦にハメ込まれており、発酵途中のワインの液量が一目で判るように工夫されています。
ボルドーでは1920年までワイン造りはシャトーの仕事、樽詰めはネゴシアンの仕事だったそうですが、樽詰めまでを一貫して行うようにったのはこのシャトー・ムートンが最初とのことです。画像のカーヴはその当時造られた1000樽が1段で並べられるメドック初の巨大な木樽熟成庫です。


シャトーでのテイスティング

テイスティングは樽出しの2014年で、エチケットはこの時点 では未定でした。シャトーの説明では最高の葡萄の収穫ができたあの2005年に近い出来映えとのことです。今後の成長がとても楽しみです。試飲のヴィンテージは勿論、2013年の絵画の決定も、リリース直前の発表までは現場のスタッフも知らされないそうです。味わいもさることながらそのミステリアスさがシャトー・ムートンの魅力でもあります。また「ムートン」の意味ですが、日本では羊をイメージする方が多いと思いますが、実は、羊でなくシャトーがある「小高い丘」の名称が用いられています。


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