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商品コード 20101032
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期待の2019年ヴィンテージ
樹齢60年の葡萄から生まれる濃純な味わい
公開媒体 June 2020 Week 3, The Wine Advocate
著者 Lisa Perrotti-Brown
評価時期 2020年6月
スコア 92-94
飲み頃 NA
シャトー マロジャリア
ラテン語でマルゴーを意味するマロジャリア。シャトー・ヴァランドローを成功へ導いたジャン・リュック・テュヌヴァン氏とミュリエル夫妻が生産における責任者であり、メドックで最初につくられたガレージ・ワイン(マイクロワイナリー)がこのシャトーです。メドックに大きな話題を巻き起こしたマロジャリアは、マルゴーのテロワールを生かした輝かしいワインをこれからも造り続けることでしょう。
格付第2級相当の味
マイクロワイナリーながら、シャトー・マロジャリアはロバートパーカーの評価においても「第2級に相当する」との非常に高い評価を得ています。多くのヴィンテージがパーカーポイント90点以上を獲得しており、その恐ろしいまでの実力が可視化されています。一方、マイクロワイナリー故に生産量は少なく、入手には注意が必要です。
シャトー訪問記
マロジャリア現栽培醸造責任者のセバスチャン・ヴァレット氏の案内にて、彼らの自慢のシャトーを巡りました。メルロー、カベルネソーヴィニヨンそれぞれの専用スンレスタンクが3基ずつあり、発酵とマセラシオンは最新鋭の清潔なこの部屋で行われます。すぐ隣の小さなワインカーブに移され12ヶ月から18ヶ月の熟成後、再びタンクに戻されアッサンブラージュ後にボトリングされます。マロジャリアは新樽を100%使用しています。マロラクティックはこの樽内で行われ、暫くの間長い眠りに入ります。この間清澄は一切行われず無濾過の状態で瓶詰めされます。テイスティングはクロ・マルガレーヌ2008年、マロジャリア2010年、マロジャリア2002年。古典的なマルゴーの素晴らしい味わいですが、このマイクロワイナリーから著名で大規模なシャトーと戦えるほどのワインが造られている事実に驚きを隠せませんでした。