シャトー バタイエ 1998

シャトー バタイエ 1998

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商品コード 20101008

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ブラックカシス

西洋杉

ハーブ

タバコ

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポイヤック
生産者
シャトー バタイエ
格付
第5級
ヴィンテージ
1998年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン70%/メルロー26%/カベルネ・フラン3%/プティ・ヴェルド1%(作付け比率)
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
フルボディ
輸入元
当店直輸入
フードペアリング
肉料理

Introduction

長期熟成タイプの稀少銘柄

バタイエは1942年に分割したもう一つのシャトー「シャトー・オー・バタイエ」と比べて知名度が低く、 日本のワイン愛好家の間ではあまり話題にあがる事が少ないワインですが、現地では典型的な長期熟成型のワインを生み出すシャトーとして知られ、 高い評価を受けています。ネゴシアンの方針で通常の流通経路になかなか乗らないため、 日本でも目にする事が少ないワインです。

解読難度の高いワイン

ポイヤックらしい深みのあるルビー色、しっかりとしたタンニン、凝縮された質感を持つ1998年のバタイエは、リリース当初から解読難度の高いワインとして評価されています。ロバート・パーカー氏によると2000年4月の飲み頃予想が2003-2012年で、わずか1年後の2001年4月には2004-2017年と5年も伸長しています。その後のテイスティングコメントが無いためこのワインのポテンシャルは抜栓するまでミステリーです。

Tasting Notes

公開媒体 Bordeaux 3rd Edition

著者 Robert M. Parker, Jr.

評価時期 2001年4月

スコア 87

飲み頃 2004-2017

An excellent dark plum color is followed by scents of tobacco, cedar, black currants, and earth. There is good ripeness, medium to full body, smoky, herb-tinged flavors, and fine length. The tannin is firm, but not excessive. This 1998 is tasting significantly better from bottle than it did during its elevage. Anticipated maturity: 2004-2017.
《以下、翻訳文》
秀逸な暗い色をしたワインで、香りはタバコ、西洋杉、ブラックカラント、土を思わせる。葡萄の完熟感は良好で、ミディアムからフルボディの、スモーキーで、ハーブの色合いがある風味をしており、余韻の長さも見事。タンニンは硬いが、過剰ではない。この1998年は、育成中よりも瓶詰めされてからのほうがかなり良好な味になっている。予想される飲み頃:2004-2017年 最終試飲年月:2002年3月

Winery

シャトー バタイエ

シャトーバタイエは、南にオー=バタイエ、北はグランピュイ=ラコストに挟まれた魅力的なシャトーです。格付第5級のバタイエですが、それはいい意味で適正評価を受けていないと言えます。ネゴシアンにより閉塞感のある流通管理をされてきたこのワインは、ボルドーの一般市場では自由に買ったり試飲したりすることが出来ない傾向にありました。その為にいくつかのヴィンテージで過小評価されてしまったのです。口にさえすれば、このワインの素晴らしさと価値を知ることができるでしょう。


日の目を見始めた実力

【『ボルドー第4版』より抜粋】
シャトーの経営は昔からカステジャ家が行っているが、相変わらず比較的古いスタイルの、がっしりとした、色合いの良い、若いうちは判定しずらいワインになることもある、どことなく荒削りのポイヤックを造り続けている。また、しばしばコメントに書いてきた通り、かなりの貯蔵に堪ええるし、興奮や霊感を感じさせることはめったにないが、本質的には信頼できる適正価格のワインでもある。もっとも、そのコメントを引っ込めるつもりはないが、いくつかのヴィンテージに関しては過小評価していたと思うようになった。忍耐強い愛好家なら間違いなくバタイエの長寿の評判やリーズナブルな価格を称賛するはずだ。しかし、1980年代後半から品質の向上に力を注いだ結果、バタイエはもはやポイヤックの格付け銘柄で最も安価なものであるとは言いがたくなっている。
著 ロバート・M・パーカーJr


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