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商品コード 20101306
在庫数
公開媒体 The Wine Advocate
著者 Lisa Perrotti-Brown
評価時期 2021年5月
スコア 90-92
飲み頃 2024-2039
シャトー フルカ デュプレ
13世紀初頭、ルイ15世時代の地理学者ピエール・ド・ベレームによる地図には既にこの「Fourcas」の地で葡萄の木があったことが伝えられています。その地に「フルカ・デュプレ」が誕生したのは、MJアンワーヌ・デュプレが所有者になった1843年に遡ります。その後所有権は1970年にパジェ家に引き継がれ、2019年からは実業家ジェラルド・ジッケル率いる才能あふれる若き醸造チームが個性あふれるワイン造りを行っています。
13世紀から存在するワイン畑の力
シャトーのあるリストラックは標高42メートルに位置するメドックで最も古い地質層を持っています。シャトー・フルカ・デュプレの47.2ヘクタールの葡萄園はピレネー山脈系の砂利質が80%に粘土質、白亜質、粘土石灰岩の下層土で構成されており、この独特のテロワールが葡萄樹にとって自然の水はけがとても良い環境で、ミネラル感や複雑さとスモーキーでトースティーなニュアンスの、熟成により進化するワインを造り上げるという特長をもたらしています。継続的な醸造設備の投資により果実と鮮度を保つのに不可欠な最新の温度調節可能な醸造タンクを持ち、ワインは毎年3分の1ずつ更新される新しいフレンチオーク樽で12~14か月の熟成を経て造られます。