Introduction
カベルネ比率の高いセカンドラベル
グラン・ヴァンのランシュ・バージュがフレンチオークの新樽100%使用、18か月間の熟成の後出荷されるのに対し、セカンドラベルのエコー・ド・ランシュ・バージュは1年使用のフレンチオーク樽で約12ヶ月間熟成されます。2020年のエコー・ド・ランシュ・バージュは、他のシャトーがセカンドラベルにメルロー比率を多く使用するのに比べ、カベルネ・ソーヴィニヨンをグランヴァン並みにふんだん(74%)に使用していることが特徴と言えます。ワインは深みのあるガーネット色で、ベイクドブラックチェリーとレッドチェリー、プラムジャム、ブラックカラントに、鞍の革、タバコの葉などのニュアンスが感じられ、濃密で歯ごたえのある食感とフレッシュな中に少し素朴さを感じる仕上がりとなっています。このワインは飲み頃を迎え始めておりすぐにお楽しみいただけます。