シャトー レオヴィル ラス カーズ 1978

シャトー レオヴィル ラス カーズ 1978

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商品コード 20101571

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Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
サン ジュリアン
生産者
シャトー レオヴィル ラス カーズ
格付
第2級
ヴィンテージ
1978年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン65%/メルロー19%/カベルネ・フラン13%/プティ・ヴェルド3%(作付け比率)
容量
750ml
タイプ
スティル
輸入元
当店直輸入

Tasting Notes

公開媒体 The Wine Advocate

著者 Robert M. Parker, Jr.

評価時期 34973

スコア 90

飲み頃 1995 - 2015

The 1978 Las Cases has taken on a garnet hue with some dark ruby tints. The nose is more complex and penetrating than the flavors. The wine offers classic, mineral, lead pencil, smoky, earthy scents, with plenty of ripe fruit, and none of the vegetal herbaceousness that many 1978s have begun to exhibit. The attack offers good ripeness, medium to full body, higher acidity than many more recent vintages, and considerable tannin in the hard finish. Although this wine possesses outstanding complexity, the high tannin level may never fully melt away. While it will last another 15-20 years, the 1978 is at its apogee and will slowly dry out over the next two decades.

公開媒体 ボルドー第4版第3版

著者 Robert M. Parker, Jr.

評価時期 34820

スコア 90

飲み頃 1995 - 2015

1978年は、ガーネット色にいくらか暗いルビーの色合いを帯びている。ノーズは複雑で鋭い。古典的で、ミネラル、鉛筆、燻したような、土臭い香りがして、熟した果実味がたっぷりとあり、多くの1978年物に顕著になり始めた、青物のようなハーブっぽさが全くない。アタックには良好な熟成感があり、ミディアムボディからフルボディで、酸度は多くの最近のヴィンテージよりも高く、硬いフィニッシュには相当なタンニンが感じられる。傑出した複雑さがあるが、高レベルのタンニンは決して完全には溶けないだろう。15年から20年は持ちこたえるが、現在全盛期にあり、これから20年の間にゆっくりと衰えていくであろう。

Winery

シャトー レオヴィル ラス カーズ

サン・ジュリアン第2級の中でも一貫して1級並みの高品質を誇る、毎年無条件で買うことのできる数少ないシャトーのうちの1つです。


ロバートパーカーが非常に高く評価するシャトーの一つ

【『ボルドー第4版』より抜粋】
「レオヴィル・ラス・カーズは疑いもなく偉大な名前であり、偉大なボルドーワインの1つである。ラトゥール に隣接する40haを超える主要なブドウ畑は、絵のように美しく、囲いがあって、このワインのラベルにも描かれている。ここはボルドーでも最大級で、ワインの品質にかける入念さや熱心さでは、ここにひけをとらないシャトーはいくつかあるにしても、このシャトーを凌ぐものは皆無である…。」
著 ロバート・M・パーカーJr


サン・ジュリアン村に位置する3つの「レオヴィル」

ラス・カーズ、 バルトン 、 ポワフェレ の3兄弟はもともと、1つのシャトーだったのですが、分割され別々のオーナーの元で歴史を歩んできました。それぞれのシャトーは樹齢が高まるにつれ評価も上昇し、中でもラス・カーズは現在、2級格付けの筆頭とまで言われています。シャトーの建物はラスカーズとポワフェレで今でも1つに繋がっており、その歴史を感じることができます。ラスカーズの味わいは、しっかりした骨格をもちつつ丸みのある、ゆったりとした味わいを感じさせる、サン・ジュリアンを代表する素晴らしいワインです。


シャトー訪問記

現在このシャトーの所有者であるドゥロン家はメドックのシャトー・ポタンサック やポムロルの シャトー・ヌナン のオーナーとしても知られています。ラス・カーズのメートル・ド・シェー(醸造所長)のブリューノ・ロラン氏の案内でシャトーを巡りました。運良くスーティラージュ(澱引き作業)中の2014年クロ・デュ・マルキを試飲させて頂きました。ラス・カーズでは18ヵ月の樽熟成中、5回の澱引きが、全て人の目で1樽ずつ手作業で行われています。気の遠くなる作業です。テイスティングルームではオーナーのドゥロン家の持つ別の産地、ポムロルの シャトー・ヌナン とセカンドラベルのフューグ・ド・ヌナン、メドックの シャトー・ポタンサック とセカンドラベルのラ・シャペル・ド・ポタンサック、そしてここサン・ジュリアンのクロ・デュ・マルキとレオヴィル・ラス・カーズ&セカンドワインのプティ・リヨン。すべて2012年、7種類の並行テイスティングを行いました。


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