シャトー マルゴー 2021

シャトー マルゴー 2021

  • セカンドラベル
  • フルボディ
  • 750ml-フル
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商品コード 20101451

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カシス

ブルーベリー

リコリス

スミレ

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
マルゴー
生産者
シャトー マルゴー
格付
第1級
ヴィンテージ
2021年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン87% / メルロー8% / カベルネ・フラン3% / プティ・ヴェルド2%
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
フルボディ
輸入元
当店直輸入
フードペアリング
肉料理(仔羊のロースト/鴨肉料理)、和食(すき焼き)

Introduction

「ワインの女王」と称される優美なシャトー

シャトー・マルゴーは1855年メドック格付け第1級の5大シャトーの一つで、その優美な味わいから「ワインの女王」と称されてきました。フランス国王ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人が宮廷に持ち込んだことで名声が広まり、作家ヘミングウェイが愛飲したことでも知られる、逸話の多いシャトーです。

ワインアドヴォケイト誌「2021年を代表する1本」、95+点

この2021年はカベルネ・ソーヴィニヨン87%を主体とし、収穫全体のわずか36%のみを使用する厳しい選果によって造られています。ワインアドヴォケイト誌のウィリアム・ケリー氏は「2021年で最も優れたワインの一つであることは明らか」と評し95+点を付けました。カシス、ブルーベリー、木苺の香りにリコリス、白い花、チャコールのニュアンスが重なり、上品でパウダリーなタンニンを持つとされ、飲み頃は2030年から2055年です。

Tasting Notes

公開媒体 The Wine Advocate

著者 William Kelley

評価時期 2024/02

スコア 95+

飲み頃 2030 - 2055

2021年のシャトー・マルゴーは新樽での伝統的な熟成を経て7月に瓶詰めされ、読者の記憶にもあるだろうが、遅摘みと相応の比率のサニエ、厳格な選別の恩恵を受けた、カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー8%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%のブレンドである。カシスやブルーベリー、ラズベリーにリコリスや白い花、木炭のニュアンスが混じり合う香りがグラスの中でほどけていき、ミディアムからフルボディで、奥深く層をなし、幅広い入り口、生き生きとした純粋さ、そして甘やかな骨格を形成するタンニンを持ち、長く突き抜けるような余韻で締めくくる。瓶熟によって豊かに報われるクラシックな一本である。

公開媒体 The Wine Advocate

著者 William Kelley

評価時期 2022/04

スコア 95-97

飲み頃 N/A

2021年のシャトー・マルゴーは、間違いなくこのヴィンテージを代表する最良のワインの一つである。ラズベリーや野生のブルーベリー、プラムに甘やかなスパイス、スミレ、リコリス、シガーボックスのニュアンスが混じり合う奥深い香りを放ち、フルボディで層をなし多面的で、核には見事な深みと、美しく洗練されたパウダリーなタンニンを持ち、長くフローラルな余韻で締めくくる。前世紀のヴィンテージが持つ生き生きとした風味と控えめなアルコール度数(13.1%)を、現代ならではの抽出と熟成の精緻さと組み合わせた、時代を超えたクラシックである。これが凝縮感の欠如を婉曲的に表現したものだと誤解されないように付け加えておくと、分析値ではこのワインは見事な2019年と同じくらい高いポリフェノール値を示している。この蔵の生産量のわずか36%を占める2021年は、カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー8%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%のブレンドである。 シャトー・マルゴーは見事な出来栄えを見せた。マルゴーが春の霜と季節末の腐敗の影響を受けた困難な生育期は、不均質な収穫をもたらしたが、この蔵はリスクを取ること(9月24日から10月13日にかけての赤ワイン用ブドウの収穫)と厳格な選別の両方を行う余裕がある。フィリップ・バスコール氏は特にメルローを対象に果汁を凝縮させるためタンクをサニエし、その後穏やかに醸造を行った。「サニエの後は、やりすぎたくなければ本当に抽出を抑える必要があります」と彼は説明した。しかし出来上がったワインの凝縮感には彼自身も驚かされ、分析値では見事な2019年と同程度のタンニンレベルを示している。マルゴーは常にフレッシュで生き生きとしたワインを生み出すため、pHは近年の他のヴィンテージと同程度だが、異なるのはアルコール度数で、2018年、2019年、2020年よりも約1%低い。付随するテイスティングノートが証明する通り、グラン・ヴァン本体とパヴィヨン・ブランはいずれも、赤ワイン・白ワインそれぞれの部門でこのヴィンテージを代表する一本に数えられる。

Winery

シャトー マルゴー

メドック第1級の5大シャトーとして不動の地位に君臨しています。ボルドーワインの中でも最も女性的との評価を受けており「ワインの女王」と呼ばれています。その味わいは圧倒的凝縮感を誇り、全てにおいてパーフェクトな仕上がりです。誰もが一生に一度でも飲みたいと願うワインの一つと言えます。


シャトー・マルゴーの逸話

ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人が宮廷に持ち込んだ事により名声が一気に広まったシャトー・マルゴーですが、その魅力は他の多くの著名人をも惹きつけるものでした。
マルクス主義者で知られるエンゲルスは「あなたにとって幸せとは」と聞かれ「シャトー マルゴー1848年」と答えたました。
「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」「老人と海」等の小説で知られるヘミングウェイもまた、フランス滞在中にはシャトー マルゴーを愛飲し、生まれた孫娘にシャトー由来の名前を付けたのでした。また、ヘミングウェイはこの年に「老人と海」でノーベル文学賞を受賞しています。
映画「ソフィーの選択」では、ケビン・クライン演じるネイサンが「特別の日だから特別のワインを」と用意したのがシャトー マルゴー1937でした。メリル・ストリープ演じるソフィーは、一口含むと思わずこう言いうのでした「もしこの世で聖人のように清く生きて、そして死んだら、天上の楽園で飲ませてくれるのはこのワインよ。」
日本でもマルゴーは登場します。渡辺淳一の小説「失楽園」では、不倫関係にあった主人公とその愛人が最期に、このワインに毒を入れて二人は心中します。
これらのエピソードから、シャトーマルゴーというワインの偉業を強く感じることができます。これからも多くの人々を魅了し、憧れの対象として君臨し続けるでしょう。


大根畑から宮廷へ、そして格付第1級へ

12世紀頃、シャトーマルゴー付近の土地は「ラ モット ド マルゴー(マルゴーの小さな丘)」と呼ばれ、大根や穀物の畑としてメドック内の痩せた土地と同じ扱いで利用されていました。16世紀にレスナック家が所有し始めた際に「水捌けの良いこの土地がワイン用ブドウの生産に向いているのでは」と葡萄栽培が始まった事からシャトーの成り立ちです。しかし、素晴らしい味わいは初めからのものではありませんでした。18世紀までは色が薄く水っぽいワインが普通でしたが、その原因が葡萄に付着する朝露である 事に当時の運営責任者ベロン氏が気付いたのです。土壌の重要性についても徐々に解明された事で、ワインの味わいはみるみる成長を遂げます。
18世紀末期に、大富豪ジョゼフ・ド・フュメルがシャトーマルゴーを所有した事で転換期が訪れます。その時代、ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人がシャトー・ラフィットを宮廷に持ち込むことでラフィットが有名となりましたが、これと同様の現象を起こそうとした人物がいました。ポンパドゥール夫人の次の愛妾デュ・バリー夫人です。シャトーマルゴーの入手を考えた彼女は、シャトーオーナーフュメル氏の娘マリー・ルイーズに目を付け、義理の弟とマリー・ルイーズ結婚させる事で見事にシャトーマルゴーを手にするのでした。こうしてデュ・バリー夫人の愛飲ワインとしてシャトーマルゴーが名声を得ることとなったのです。しかし、デュ・バリー夫人の栄光の日々もフランス革命により幕を閉じることになります。ルイ15世に先立たれた後も上流社会に留まっていた夫人はシャトーを含む財産を差し押さえられ、ギロチン台へ送られたのでした。義理弟夫婦、フュメル氏も同様に革命により処刑されました。
その後にシャトーを所有したのはド・ラ・コロニラ侯爵です。彼は当時一流の建築家ルイ・コンブに依頼して、エチケットの絵柄にもなっている壮麗なギリシャ神殿風のシャトーの建物を1810年に完成させました。侯爵の死後はスペイン人のアレクサンドル・アグアド、そして その息子の再婚相手でスコットランド人女性のエミリー・マグドーネルへと所有者がかわっていきます。エミリーはナポレオン三世の妻ユージェニーに侍女として仕えました。そしてナポレオン3世の時代である1855年パリ万国博覧会にて、シャトーマルゴーはシャトーラフィットに次ぐ第1級第2位に格付けされたのでした。


受難の年月の末に

格付第1級の快挙を成し遂げたものの、ナポレオン3世の失脚と共に所有者エミリーはユージェニーとイギリスへ亡命せざるを得ない状況に立たされました。その後もフィロキセラによる病虫害や大恐慌などにより所有者は転々となります。1934年、シャトーはボルドーを代表するネゴシアン(仲買商)ジネステ家の所有となり、当初は投資・改良が行われましたが次第に評判を落とし、1974年の「ワインの大暴落」で大きな痛手を被って手放すことになります。
売りに出されたシャトーを、当初アメリカの酒販業者が買おうとしましたが、フランス政府が「シャトー マルゴーを外国人に売り渡す事は、エッフェル塔やモナ・リザを売却するようなことで、許されない」と介入し、最終的に1977年にギリシャ系アンドレ・メンツェロプーロスにより買い取られました。各国での事業で財を成し、フランスでもスーパーマーケット「フェリックス ポタン」を経営する実業家であったメンツェロプーロスは、シャトー購入後すぐに大規模な投資を行いブドウ畑の改良や醸造設備の刷新を行いました。またボルドー大学の醸造学者エミール・ペイノーを技術顧問に迎え、更なる品質の向上に努めました。その結果は直後の1978年ヴィンテージにすぐに現れ、シャトーマルゴーは 見事に復活を遂げたのです。1979年からはセカンドラベル「パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴー」の導入を開始します。1980年のメンツェロプーロスの死後は未亡人ローラ、そして娘のコリーヌ夫妻の所有となります。更に1983年からは支配人ポール・ポンタリエが運営に加わり、シャトーマルゴーのワイン生産体制は現在に至る磐石なものとなったのでした。


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