シャトー ムートン ロートシルト 2015

シャトー ムートン ロートシルト 2015

  • ファーストラベル
  • 750ml-フル
  • フルボディ
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商品コード 20100113

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flavor

カシス

ブラックベリー

スパイス

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポイヤック
生産者
シャトー ムートン ロートシルト
格付
第1級
ヴィンテージ
2015年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン82%/メルロー16%/カベルネ・フラン2%
ランク
ファーストラベル
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
フルボディ
輸入元
株式会社モトックス

Introduction

新時代の幕開けを記念したエチケット

メドックの2015年は天候に恵まれた非常に素晴らしい年となりました。 この前年の2014年、マダム・フィリピーヌが逝去され、一族の所有シャトーが3人の後継者に引き継がれた年でもありました。シャトーの新しい時代の幕開けを記念したエチケットはドイツ人画家「ケルハルト・リヒター氏」の作品です。

濃醇な長期熟成型ワイン

ムートン・ロートシルト2015年の葡萄の収穫は9月14日のメルローのから始まり10月6日のカベルネ・ソーヴィニヨンで終わりました。 ワインはブラックベリー、カシス、スパイスやお香などの極めて濃純なアロマを放ち、丸みのある、肉厚で濃密なタンニンが特徴です。 このヴィンテージは2055年から2060年までの長期熟成に堪えるワインとの評価もあり、伝説的ワインになる可能性を秘めた非常に将来性ある価値ある一本です。

Tasting Notes

公開媒体 Interim Issue Mid-February 2018, The Wine Advocate

著者 Lisa Perrotti-Brown

評価時期 2018年2月

スコア 98

飲み頃 2025 - 2055

The 2015 Mouton Rothschild is a blend of 82% Cabernet Sauvignon, 16% Merlot and 2% Cabernet Franc aged in 100% new oak with a mid-July 2017 bottling. Deep garnet-purple colored, this Mouton pulls off an incredibly impactful entrance, emerging from the glass with profound notes of blackberry preserves, plum pudding, creme de cassis and grilled meats, featuring perfectly accessorized accents of sandalwood, cinnamon stick and fenugreek with wafts of dried roses, unsmoked cigars and tilled soil. Medium to full-bodied, the palate is completely packed with rich, ripe black fruits sparked with blue and red fruit undertones and an incredible structure of very firm, very ripe tannins, with seamless freshness and an epically long, earth-laced finish. Possessing striking natural beauty framed by impeccable crafting, this 2015 is a total diva and well worth attention. Give it a good 7-8 years in bottle, at least, and drink it over the next 30+ years.

Winery

シャトー ムートン ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトはピカソやモネなど、毎年著名な画家のエチケットで有名なボルドー5大シャトーのひとつです。2009年から2013年の夏まで、大規模なリノベーションが行われていたので、シャトー・ムートンではおよそ5年間の長期に亘り来客は一切お断りでした。


シャトー訪問記 リノベーションされたキュビエ

5年間訪問不可であったムートンは、新たなキュビエの完成を機に再び開かれます。ようやく訪問できた真新しい巨大なキュヴィエは、2014年にお亡くなりになられたオーナーのマダム・フィリピーヌさんの遺志が随所に伝わってくる造りでした。テアトルをテーマとしており、デザインと機能美を兼ね備えた、美術館のようです。(エチケットの原画が展示してある撮影禁止の美術館は建物内にあります。
新設された発酵用の木樽44其と、ストック用のステンレスタンク20基の、計64其が整然と鎮座しており、完成後の醸造能力は2倍に増えてます。 木樽にはムートンが特許を持つプレクシーグラスという強化ガラスのようなものが縦にハメ込まれており、発酵途中のワインの液量が一目で判るように工夫されています。
ボルドーでは1920年までワイン造りはシャトーの仕事、樽詰めはネゴシアンの仕事だったそうですが、樽詰めまでを一貫して行うようにったのはこのシャトー・ムートンが最初とのことです。画像のカーヴはその当時造られた1000樽が1段で並べられるメドック初の巨大な木樽熟成庫です。


シャトーでのテイスティング

テイスティングは樽出しの2014年で、エチケットはこの時点 では未定でした。シャトーの説明では最高の葡萄の収穫ができたあの2005年に近い出来映えとのことです。今後の成長がとても楽しみです。試飲のヴィンテージは勿論、2013年の絵画の決定も、リリース直前の発表までは現場のスタッフも知らされないそうです。味わいもさることながらそのミステリアスさがシャトー・ムートンの魅力でもあります。また「ムートン」の意味ですが、日本では羊をイメージする方が多いと思いますが、実は、羊でなくシャトーがある「小高い丘」の名称が用いられています。


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