ル プティ ムートン ド ムートン ロートシルト 2019

ル プティ ムートン ド ムートン ロートシルト 2019

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商品コード 20100983

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ブラックチェリー

プラム

スミレ

ハーブ

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポイヤック
生産者
シャトー ムートン ロートシルト
格付
第1級
ヴィンテージ
2019年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン68%/メルロー32%
ランク
セカンドラベル
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
フルボディ
輸入元
当店直輸入
フードペアリング
肉料理

Introduction

過去最高の優れた葡萄のみをブレンド

2019年のプティ・ムートンは9月18日から10月5日までに収穫された68%のカベルネ・ソーヴィニヨンと32%のメルローで作られました。この年は2010年以来最高のメルローの良作年でしたが、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの出来がさらに良く、グラン・ヴァンでは過去最高比率のカベルネ・ソーヴィニヨンが使用されました。プティ・ムートンにはこの優れた葡萄のみが使用されているヴィンテージとなりました。

Tasting Notes

公開媒体 April 2022 Week 1, The Wine Advocate

著者 William Kelley

評価時期 2022年4月

スコア 92

飲み頃 2025-2045

The 2019 Le Petit Mouton is notably serious this year, offering up a rich bouquet of minty berries, cherries, licorice and toasty new oak. Medium to full-bodied, deep and concentrated, with a generous core of fruit, youthfully chewy tannins and a long, sapid finish, it will reward a bit of bottle age.

Winery

シャトー ムートン ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトはピカソやモネなど、毎年著名な画家のエチケットで有名なボルドー5大シャトーのひとつです。2009年から2013年の夏まで、大規模なリノベーションが行われていたので、シャトー・ムートンではおよそ5年間の長期に亘り来客は一切お断りでした。


シャトー訪問記 リノベーションされたキュビエ

5年間訪問不可であったムートンは、新たなキュビエの完成を機に再び開かれます。ようやく訪問できた真新しい巨大なキュヴィエは、2014年にお亡くなりになられたオーナーのマダム・フィリピーヌさんの遺志が随所に伝わってくる造りでした。テアトルをテーマとしており、デザインと機能美を兼ね備えた、美術館のようです。(エチケットの原画が展示してある撮影禁止の美術館は建物内にあります。
新設された発酵用の木樽44其と、ストック用のステンレスタンク20基の、計64其が整然と鎮座しており、完成後の醸造能力は2倍に増えてます。 木樽にはムートンが特許を持つプレクシーグラスという強化ガラスのようなものが縦にハメ込まれており、発酵途中のワインの液量が一目で判るように工夫されています。
ボルドーでは1920年までワイン造りはシャトーの仕事、樽詰めはネゴシアンの仕事だったそうですが、樽詰めまでを一貫して行うようにったのはこのシャトー・ムートンが最初とのことです。画像のカーヴはその当時造られた1000樽が1段で並べられるメドック初の巨大な木樽熟成庫です。


シャトーでのテイスティング

テイスティングは樽出しの2014年で、エチケットはこの時点 では未定でした。シャトーの説明では最高の葡萄の収穫ができたあの2005年に近い出来映えとのことです。今後の成長がとても楽しみです。試飲のヴィンテージは勿論、2013年の絵画の決定も、リリース直前の発表までは現場のスタッフも知らされないそうです。味わいもさることながらそのミステリアスさがシャトー・ムートンの魅力でもあります。また「ムートン」の意味ですが、日本では羊をイメージする方が多いと思いますが、実は、羊でなくシャトーがある「小高い丘」の名称が用いられています。


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