シャトー クリネ 2017

シャトー クリネ 2017

  • 750ml-フル
  • ミディアムボディ
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商品コード 20100282

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ブラックチェリー

プラム

バラ

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポムロール
生産者
シャトー クリネ
ヴィンテージ
2017年
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
ミディアムボディ
輸入元
当店直輸入

Introduction

未知の可能性を秘めたワイン

クリネ2017年は深みのあるガーネットパープルの色あいで、赤スグリ、ブラックチェリー、プラム、カシスなどの新鮮な赤い果実の中に、バラの華やかさと砕いた岩などのアロマがゆっくりと開きます。しっかりとしたタンニンでメルロー特有の土やミネラル感ある引き締まった味わいに仕上がっています。ワインはこれからも成長が見込まれておりセラーリングしておきたい一本です。誕生日や記念日用のヴィンテージワインとしてもお薦めです。

Tasting Notes

公開媒体 236, The Wine Advocate

著者 Lisa Perrotti-Brown

評価時期 2018年4月

スコア (92 - 94)

飲み頃 NA

Deep garnet-purple colored, the 2017 Clinet opens slowly to reveal vibrant red and black fruits: red currants, black cherries, plums and cassis with touches of roses, yeast extract, wood smoke and crushed rocks. Medium-bodied with firm, grainy tannins and a taut, muscular palate of tightly wound fruits and compelling mineral accents, it finishes long with wonderful purity and fragrant earth accents.Ronan Laborde, head of Ch?teau Clinet, mentioned, "We lost in total around 15% of the crop at Clinet in 2017. We received a little damage on the last night of the frosts?going down the plateau toward Feytit-Clinet." The final lithe, energetic blend came in at just 13.1% alcohol. “We don’t use any concentration methods here,” Laborde said. They are also using more 500-liter barrels for the elevage, wanting “the impact of oak to be as soft as possible.” I have to say, I’ve been incredibly impressed with the subtle evolution of Clinet in recent years, revealing an incredibly elegant and sensuous side to the site with incredible purity and depth.

Winery

シャトー クリネ

シャトー・クリネは16世紀からの、歴史あるポムロルで最も古い家族経営のシャトーです。1980年代半ばにジャン・ミシェル・アルコートが義父から経営権を引継ぎミシェル・ロランを顧問にしてから、1989年、1990年にポムロルの最高位に評価を高める偉大なワインを造りあげ存在感と名声を高めました。1999年に現オーナー家のジャン・ルイ・ラボルドに所有権が移り、2003年から息子で当時23才だったロナン・ラボルドが代表として今日に至っています。


最高のテロワールで行われるBIO栽培

クリネの葡萄畑はいくつかの区画に分かれていますがセパージュは90%がメ ルロー、カベルネ・ソーヴィニョン9%とカベルネ・フランが1%で、栽培は より自然に近いリュットレゾネ(農薬や化学肥料を使わない自然農法)、醸造は土壌の活力を取り戻し、太陽や月の動きが環境に及ぼす影響を考慮しながらワイン造りを行うヴィオ・デ・ナミです。10haの葡萄畑のうち、古い教会側の高台にある中心部に位置する2haの青い粘土砂利質の土壌では、トリュフの香りが特長のワインを生み出す誰もが羨むテロワールを有しています。この畑には1937年から植えられている古い葡萄の株があり、馬を使って農作業を行っているそうです。


シャトー訪問記

テイスティングはファミリーの造る2014年ヴィンテージの並行でした。シャトー・クリネ(M90%、CS9%、CF1%、新樽60%&1年樽40%で18ヵ月熟成)ラ・フルール・ド・クリネ(M95%、CF5%、ポムロルのクリネと別の畑の葡萄で醸造)ロナン・バイ・クリネ(M95%、カスティオン周辺葡萄使用のAOCボルドー)。クリネは果実の凝縮感と滑らかなタンニン、密度の濃い味わいで常に期待を裏切らない、ポムロールで最も信頼のおけるシャトーのひとつです。なお、150~300樽ほど収容できるシャトークリネのカーブも見学しましたが、訪問時には残念ながらリノベーション中でした。2017年の収穫から新しいカーブで熟成が行われるとのことです。


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