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商品コード 20101427
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シャトー オー バタイエ
バタイエから分割された経緯から、シャトー(邸宅)を持たない珍しいワイナリーです。シャトー・デュクリュ・ボーカイユのオーナーのボリー家が所有者でしたが、2017年にシャトー・ランシュ・バージュのオーナーもつとめるカーズ家に所有が移り、注目を浴びています。
ポイヤックの中でもユニークな味わい
【『ボルドー第4版』より抜粋】
オー=バタイエは、ポイヤックにしてはあまり名の知れたシャトーではない。畑を管理するのはグラン=ピュイ=ラコストで暮らす、評判の高い有名人グザヴィエ・ボリーなのだが、このシャトーがポイヤックの世界で知られていないのは、もしかしたら生産量が控えめであることや、シャトーの建物がないこと、森の端の引っ込んだ場所にあって、ジロンド河やメドックの有名なワイン街道からかなり離れ<ていることが原因なのかもしれない。
??中略??
私は良く思うのだが、オー=バタイエは真のポイヤックらしさよりはサン=ジュリアンらしさの方が強い。皮肉なことだ。このシャトーの誕生は1942年のことで、この時バタイエの創業当初からの畑から切り離されたのだが、バタイエといえば、味わい、特徴ともまぎれもなく古典的なポイヤックなのだから。
著 ロバート・M・パーカーJr