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商品コード 20101007
在庫数
ブラックカシス
プラム
ハーブ
土
1988年のスターワイン
公開媒体 Bordeaux Book, 4th Edition, The Wine Advocate
著者 Robert M. Parker, Jr.
評価時期 2003年1月
スコア 90
飲み頃 2003-2008
シャトー ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド
ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(ピション・ラランド)は間違いなく人気が高く、1978年以降ポイヤックで最も一貫して輝かしいワインです。ロバートパーカー曰く「この村の3つの名高い1級シャトーにも肩を並べられるほどである。」との高い評価を得ています。ワインのつくりは知的で、暗い色をしており、しなやかで、フルーティで、若いうちから飲めるほどなめらかです。マルゴーのシャトーパルメと共に「メルロのブレンド比率が非常に高いシャトーの1つ」という特異性を持つこのシャトーですが、それでも10~20年は上品に熟成できるだけのタンニンと深みとコクがあります。ワインのやわらかさ、肉づきのよい特徴にはメルロの比率の高さ(35%)が一役買っていると言えます。
ロングヴィル・バロンの兄弟シャトー
遡ること17世紀、ピション ロングヴィル バロンとピション ロングヴィル コンテス ド ラランドは一つのシャトーでした。これらは、ピション家とロングヴィル家の婚姻の際に祝いとして与えられた葡萄畑で、現在の各シャトーのルーツとなります。1850年のバロン・ジョセフ・ド・ロングヴィル氏の死去を期に、現バロンとコンテス・ド・ラランドの土地は相続の過程で2分割されます。ラランドは修道女となった3姉妹に相続された為、実際の管理はバロンを相続した長男ラウール氏がおこなっており、1855年の格付では両シャトー共に第2級の地位を得ています。
ルイロデレールクリスタルと同じ所有者
このシャトーは、シャンパンで有名なルイ・ロデレール・クリスタルを所有するルゾー家が2007年に買収しています。ルゾー家に所有が移った現在では多額の資本が投入されており、畑の土壌調査や排水状態の改善など、葡萄畑に以前よりも人と時間が費やされるようになり、セラーや醸造設備などにも大幅な改修が行われています。
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