シャトー ムートン ロートシルト 2010

シャトー ムートン ロートシルト 2010

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商品コード 20100292

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Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポイヤック
生産者
シャトー ムートン ロートシルト
格付
第1級
ヴィンテージ
2010年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン94%/メルロー6%
ランク
ファーストラベル
容量
750ml
タイプ
スティル
ボディ
フルボディ
輸入元
当店直輸入

Introduction

2010年はボルドーの偉大なヴィンテージイヤー

ポイヤック2010年のヴィンテージポイントは98点で、2009年に続き天候に恵まれた非常に素晴らしい、偉大な年となりました。 2010年の葡萄の収穫は9月29日から10月13日の間に行われ、この年はほぼカベルネ・ソーヴィニヨン種主体で造られました。シャトーからのコメントによると「味わいには稀に見る複雑性があり、上手く包み込まれた力強いタンニンにより、ボリューム感と秀逸な丸みが生まれている。瑞々しさとミネラル感がこのワインの後味の特徴で、素晴らしいエレガンスが備わっている」との事です。 また、このワインは2060年から2075年位までの長期熟成に堪えるワインとの評価もあり、伝説的ワインになる可能性を秘めた非常に将来性ある価値ある一本です。

アメリカ人彫刻家「ジェフ・クーンズ」の作品

?ムートン・ロートシルト2010年のエチケットは背景に古代美術が素材として取り上げられており、ポンペイに残るフレスコ画「ヴィーナスの生誕」が描かれています。作品は銀色のデッサンを重ねることで、明るい太陽のもと遥かかなたへ甘美なワインを輸送するヴィーナスを一隻の船へと変容させるもので、アメリカ人彫刻家「ジェフ・クーンズ」によって描かれました。

Tasting Notes

公開媒体 The Wine Advocate

著者 Lisa Perrotti-Brown

評価時期 2020年3月

スコア 98

飲み頃 2023-2060

Deep garnet in color, the 2010 Mouton Rothschild is a little closed to begin, slowly unfurling to reveal notes of baked black cherries, cr?me de cassis, blackberry compote and bouquet garni with suggestions of sweaty leather, pencil lead, cedar chest and black truffles plus a hint of crushed rocks. Full-bodied, the palate is solidly constructed of super firm, ripe, grainy tannins and lively acidity, framing the densely packed black fruit, finishing on a persistent mineral note.

Winery

シャトー ムートン ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトはピカソやモネなど、毎年著名な画家のエチケットで有名なボルドー5大シャトーのひとつです。2009年から2013年の夏まで、大規模なリノベーションが行われていたので、シャトー・ムートンではおよそ5年間の長期に亘り来客は一切お断りでした。


シャトー訪問記 リノベーションされたキュビエ

5年間訪問不可であったムートンは、新たなキュビエの完成を機に再び開かれます。ようやく訪問できた真新しい巨大なキュヴィエは、2014年にお亡くなりになられたオーナーのマダム・フィリピーヌさんの遺志が随所に伝わってくる造りでした。テアトルをテーマとしており、デザインと機能美を兼ね備えた、美術館のようです。(エチケットの原画が展示してある撮影禁止の美術館は建物内にあります。
新設された発酵用の木樽44其と、ストック用のステンレスタンク20基の、計64其が整然と鎮座しており、完成後の醸造能力は2倍に増えてます。 木樽にはムートンが特許を持つプレクシーグラスという強化ガラスのようなものが縦にハメ込まれており、発酵途中のワインの液量が一目で判るように工夫されています。
ボルドーでは1920年までワイン造りはシャトーの仕事、樽詰めはネゴシアンの仕事だったそうですが、樽詰めまでを一貫して行うようにったのはこのシャトー・ムートンが最初とのことです。画像のカーヴはその当時造られた1000樽が1段で並べられるメドック初の巨大な木樽熟成庫です。


シャトーでのテイスティング

テイスティングは樽出しの2014年で、エチケットはこの時点 では未定でした。シャトーの説明では最高の葡萄の収穫ができたあの2005年に近い出来映えとのことです。今後の成長がとても楽しみです。試飲のヴィンテージは勿論、2013年の絵画の決定も、リリース直前の発表までは現場のスタッフも知らされないそうです。味わいもさることながらそのミステリアスさがシャトー・ムートンの魅力でもあります。また「ムートン」の意味ですが、日本では羊をイメージする方が多いと思いますが、実は、羊でなくシャトーがある「小高い丘」の名称が用いられています。


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