シャトー ムートン ロートシルト 木箱入り 1974

シャトー ムートン ロートシルト 木箱入り 1974

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商品コード 20101213

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カシス

コーヒー

ブラックベリー

甘草

Wine Spec

原産国
フランス
原産地呼称
AOC ポイヤック
生産者
シャトー ムートン ロートシルト
格付
第1級
ヴィンテージ
1974年
セパージュ
カベルネ・ソーヴィニヨン80%/カベルネ・フラン10%/メルロー8%/プティ・ヴェルド2%(作付け比率)
ランク
ファーストラベル
容量
730ml
タイプ
スティル
ボディ
ミディアムボディ
輸入元
当店直輸入

Introduction

現存する稀少ヴィンテージ

1974年の葡萄の収穫量は莫大だったとされたものの、1972年、1977年と共に全体的に厳しいヴィンテージとされ消費も早めに行われたことから、今では現存する稀少ヴィンテージとされています。誕生年や記念年のヴィンテージワインとしてお薦めの1本です。

アメリカ人画家ロバート・マザウェルの作品

1974年ムートン・ロートシルトのラベルはアメリカ人画家ロバート・マザウェルの作品。抽象とカリグラフィーの狭間で揺れる、不気味などっしりした黒いフォルムが執拗に反復される作風を特徴としています。

Tasting Notes

公開媒体 The Wine Advocate

著者 Robert M. Parker, Jr.

評価時期 1998年1月

スコア 69

飲み頃 ?-1981

This below-average effort from Mouton has the telltale hollowness of the vintage, a stale, flat bouquet, and deficiency in rich fruitiness. Anticipated maturity: Now-probably in serious decline. Last tasted, 5/81.

Winery

シャトー ムートン ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトはピカソやモネなど、毎年著名な画家のエチケットで有名なボルドー5大シャトーのひとつです。2009年から2013年の夏まで、大規模なリノベーションが行われていたので、シャトー・ムートンではおよそ5年間の長期に亘り来客は一切お断りでした。


シャトー訪問記 リノベーションされたキュビエ

5年間訪問不可であったムートンは、新たなキュビエの完成を機に再び開かれます。ようやく訪問できた真新しい巨大なキュヴィエは、2014年にお亡くなりになられたオーナーのマダム・フィリピーヌさんの遺志が随所に伝わってくる造りでした。テアトルをテーマとしており、デザインと機能美を兼ね備えた、美術館のようです。(エチケットの原画が展示してある撮影禁止の美術館は建物内にあります。
新設された発酵用の木樽44其と、ストック用のステンレスタンク20基の、計64其が整然と鎮座しており、完成後の醸造能力は2倍に増えてます。 木樽にはムートンが特許を持つプレクシーグラスという強化ガラスのようなものが縦にハメ込まれており、発酵途中のワインの液量が一目で判るように工夫されています。
ボルドーでは1920年までワイン造りはシャトーの仕事、樽詰めはネゴシアンの仕事だったそうですが、樽詰めまでを一貫して行うようにったのはこのシャトー・ムートンが最初とのことです。画像のカーヴはその当時造られた1000樽が1段で並べられるメドック初の巨大な木樽熟成庫です。


シャトーでのテイスティング

テイスティングは樽出しの2014年で、エチケットはこの時点 では未定でした。シャトーの説明では最高の葡萄の収穫ができたあの2005年に近い出来映えとのことです。今後の成長がとても楽しみです。試飲のヴィンテージは勿論、2013年の絵画の決定も、リリース直前の発表までは現場のスタッフも知らされないそうです。味わいもさることながらそのミステリアスさがシャトー・ムートンの魅力でもあります。また「ムートン」の意味ですが、日本では羊をイメージする方が多いと思いますが、実は、羊でなくシャトーがある「小高い丘」の名称が用いられています。


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