Introduction
若いカベルネの美味しさが感じられる赤ワイン
2010年に内田氏は僅か600本のソーヴィニヨン・ブラン100%を使用した白濁白ワインを初めて醸造しました。その名は「フェロモンヌ」。当時彼の造るワインはソーヴィニヨン・ブラン主体の無濾過白濁したナチュラルな白ワインのみが造られていました。妥協を一切許さない内田氏の手によって誕生する稀少で素直な美味しさの白ワインに感動する愛好家の声にこたえて、足掛け5年の歳月と情熱によって遂に2015年に待望の赤ワインがファーストリリースされました。「赤のフェロモンヌ」はこの時初めて誕生しました。2018年フェロモンヌ・ルージュは、深い色調、果実香が際立っており、酸度も高いので熟成にも十分耐えられるが、本来の熟成工程を敢えて一切しないでストレートなベリー系の果実味を重視し、若いカベルネの美味しさを感じられる仕上がりとなっています。
年間生産量600本の稀少品
フェロモンヌ2018年の生産量は極僅かの600本でした。砂の多い粘土土壌、森に囲まれ、周囲の畑からの農薬などの影響を受けない立地BIO栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用。葡萄は手摘みで除梗作業も手作業。日本人ならではのきめ細やかな丁寧な仕事により造られています。フィーブル樹脂タンク発酵で、アルコール発酵を早期に終了させて、酸化防止剤の使用を極力避けて醸造されました。